| シリカゲルの科学 シリカゲルについて知るためには、まずシリカゲルが水分を吸収するメカニズムを知る必要があります。シリカゲルの水分を吸収する方法は2通りあります。 シリカゲルには、1粒1粒に、非常に小さな穴(細孔)が無数にあり、その穴の中に水分を取り込むのが「物理吸着」といわれるものです。 いわば、水の上に雑巾を落とすと、雑巾が水をそのまま吸い取るような仕組みです。 もう1つの方法は、「化学吸着」といわれるもので、これはシリカゲル中の表面水酸基(−OH基)と水(H2O)が、化学反応を起こして結合する力を使ったものです。 シリカゲルに熱を加えて再生させると、この水分が飛ぶのですが、実は、しだいに乾燥能力は落ちていくのです。 このシリカゲル1粒1粒の小さな穴(細孔)に入り込んだ細かい不純物が、シリカゲルの穴をふさいでしまい、吸着能力を失うためです。 シリカゲルを1度再生すると、その乾燥能力は、80%にまで落ちるといわれています。 2度、3度と再生を繰り返すたびに、その乾燥能力は落ちていきます。 シリカゲルに含まれる塩化コバルトがブルーに変わったからといって、その乾燥能力がすっかり元に戻ったというわけではないのです。 シリカゲルを再生してフラワーボトルを作るには、実際は3〜5回が限界と思われます。 特に、大事な作品作りには、新しいシリカゲルを使用することをおすすめします。 富士シリシア化学(株) 松川隆司さんより シリカゲルの再生方法
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